商品・店舗・物件などの様々な分野で実践的なアドバイスをいたします。
加藤京子のカラーコーディネートを実際に導入した大家さんによる、体験レポートです。 オーナーの高木さんは、非常に勉強熱心な大家さんで、常日頃から新しい取り組みを模索されています。 今回は、カラーコーディネートによって、周囲の物件との差別化をされました。
高木茂男様 http://e-ooyasan.jp
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平成18年1月、突然実父が亡くなり、実家である高松の全4棟32戸のアパートを相続することになりました。 その結果、億を超える 借り入れを引受けることになりました。
自身、借主側で神戸の敷金返還訴訟を勝訴し、関西のテレビの取材も受けたこともあたため、大 家にとってアパート経営の厳しさ、難しさを肌で感じ、その危機感は非常に大きいものでした。
その当時、アパートには既に空き室が4、5件あったので、空き室対策のため、不動産会社主催のセミナーなど幾つか廻り、情報収集に 努めました。
そこで、空き室対策として多く耳にしたのが「家賃の引き下げ」や高額な「リフォーム」のことです。なかなか確信的なも のにめぐりあえず、諦めかけていたいたとき、聞きなれない
「賃貸住宅のカラーコーディネート」
という言葉を耳にしました。 その話の 中で印象的だったのが、
「色の配色は、ベーシックカラーが全体の70%、サブカラーは全体の25%、そしてアクセントカラーは全体 の5%にすればよい」
といった内容でした。
理工系の私にとっては、妙に説得力のあるこの「色の方程式」(勝手に命名)に、直感的に 反応しました。 それから数日間、この「色の方程式」が頭からはなれず、インターネットで「賃貸」と「カラーコーディネート」をキーワードに検索開始。
そこでたどり着いたのが、加藤京子先生のホームページです。
ホームページには、先生が賃貸マンションをカラーコーディネートさ れた事例が掲載されており、なによりインパクトがあったのが、TOPページの先生の顔写真です。正直これだと直感した私は、早速メール でアパートの外壁のカラーコーディネートを依頼しました。 しかし、当然先生とはまったく面識もなく、また、私のメール自体先生宛の 多くのメールの中にうずもれてしまって、読んでくれる確証などはありませんでした。
ところが、数日後、突然先生から、携帯電話に連 絡があり
「アパートを見に行きたいので何時がいいですか?」と聞かれ、即座に「7月11日でどうでしょうか?」と答えると、 「じゃ、行きますね。」と快諾でした。
なんとフットワークのよい人だろう!?それが第一印象でした。
それから話はうそのようにトン トンと進み、あっという間に、全4棟の外壁と内装のカラーコーディネートが決まりました。
アパートのカラーコーディネートも決まり、地元の業者に外壁塗装工事の依頼をしたのですが、本当に大変だったのはここからでした。 実際の塗装工事の費用は全4棟で約800万円。 資金はなんとか確保していたものの、どうしても4棟を一度に塗装をすることに躊躇し てなかなか決断できずにいました。
その理由は、アパートが築12年であり、外壁は年数の割にはまだまだ綺麗であったこと。 また、塗 装工事費用をそのまま、内装のリフォームへ当てれば、かなりの戸数のリフォームが可能であったことでした。 正直、サラリーマンの年収を超える費用を一度に使ってしまうことへの怖さが、本当の理由だったかもしれません。
そうこうしている内に、加藤先生から連絡があり、「今度、大阪に行く用があるので、お会いできませか?」 とのこと。後日新大阪駅で お会いすることになり、加藤先生に今の自分の悩みを打ち明けました。すると、「全棟一度に塗装しないと、コーディネートの効果がで ないから、絶対やるべきよ!」 という100%予想通りの返答。
なぜか、それで妙にスッキリして、気持ちが楽になりました。 後日、以 前購入していた浦田 健氏 著書の「空室が満室に変わる究極の方法」を、読み返していると、次のくだりがあり、改めて自身の選択が正 しかったのだと実感しました。 つまり、見た目が第一なんだと。
「入居希望者に訴えるためには、第一印象が極めて重要になる。医学的にも、人間は五感から受ける情報のうち、87%を視覚から受け取っている。さらに、その目から入ってくる情報のうち、色は55%を占め、形が45%だという。」
(浦田 健氏 著書の「空室が満室 に変わる究極の方法」より)
検査・引渡しを終え、全4棟の外壁塗装工事がようやく完了したのが、平成18年の11月上旬。 しかし、現入居者を含めて、今のア パートをどう思っているのか、不安で一杯だった私は、管理会社の営業さんや周辺の方々に聞いて回りました。 すると、思いがけず、
「明るくなったよ。いいね。」
「ドアは交換したんですか?」
「建て直したの?」
といった声も。 また、屋根が赤と緑に塗り分けられ ているのを見て、
「クリスマスバージョンだね。」
「アパートの名前はわからないけど、屋根が赤と緑のアパートだよね。」
とアパートの 存在を覚えてくれているようです。
まるで、アパートが、24時間働く営業マンのようで、とても嬉しかったです。
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